シロレコStag

久留米産オオクワガタをメインにあれこれブリードしてるブログです。

僕とこれまでのカブクワ

どうも、シロノンです。

カブクワブログを始めたわけですのでまずはカブクワにハマり現在に至るまでの経緯を書いておこうと思います。

出会い自体は正直もういつなのか覚えていないくらいに幼いころからです。

元々母方の祖母の実家が岐阜の山奥で沢山カブトムシやノコギリ、コクワ、ヒラタが取れたこともあり喜ぶだろうと夏になると祖母の友人のおじさんが沢山捕まえてケース一杯にして持ってきてくれていました。

思い出す最初の記憶は夜にカブトムシを家に持って帰ることになった結果羽ばたきまくるカブトムシにビビりまくってた記憶ですが。この頃はこんなに好きになるとは思っていませんでした。

母と祖母曰く3歳の頃の将来の夢は亀だったりするくらいの生き物大好き少年だった僕は哺乳類、爬虫類、魚類、昆虫類、どれも大好きでした。ただしゴキブリ、テメーは駄目だ。

そんな僕が特にカブクワが好きになったのは小学3、4年生の頃で地元の夏祭りで見つけたオオクワガタとの出会いでした。

50mm台の小さなペアで産地すら不明の個体でしたが当時の僕には衝撃的でした。

これまで僕が飼ったことのあるクワガタとは明らかに異なるガッチリした体格で何か特別な虫に見えたのです。

僕はその場で必死に父親に頼み込んでオオクワガタのペアを買ってもらいました。確か3000円くらいだった記憶がありますがよく買ってくれたものだと思います。

オオクワガタに惚れ込んだ僕は小学校の図書室の図鑑、近所の本屋のカブクワ本、ネットのサイトを読み漁りました。ちなみに僕がPCを使うようになったのはカブクワについて調べるためでした。

知れば知るほど魅力的なカブクワの世界に完全にハマった僕は専門店の存在を知り、地元愛知県にも専門店があることを知ります。それが昆虫王国さんとマツノインセクトさんでした。

昆虫王国さんは名古屋、マツノインセクトさんは豊橋と距離的にはどちらのお店もそんなに変わらないのですが僕はまだ一人で行くことは出来ない立場なので親どうせ行くなら名古屋の店に行くという判断にしたがうことにしました。

まぁ、後で僕の様な小学生にはまだマツノインセクトさんは値段的にもレベル的にも早い店だと知ることになるので結果的には正しい判断だったと思います。きっと店にいっても何も買えないので半泣きで帰るだけだったでしょう。更に前にNゲージ(電車の模型)の専門店で似たような結末を遂げたので。

昆虫王国さんに行った僕は世界中のカブクワが売っているのを見て大興奮。しかもビークワなる専門誌まで出ているではありませんか。

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こうなるとハマるととことんハマるタイプの僕はもう止まらない。

そこから3年間で久留米産オオクワガタ、ホペイオオクワガタ、アルキデスヒラタ、スマトラヒラタ、パプキン、ニジイロ、ローゼンベルクオウゴンオニク、国産カブト、ティティウスシロカブト、ヘラクレスリッキー、コーカサスオオカブト、アトラスオオカブトと色々な種類を飼育、累代していくことになりました。

このうちしっかり累代まで出来たのは産地不明、久留米産オオクワガタ、ニジイロクワガタ、国産カブト、コーカサスオオカブトくらいだったのですがとても充実した時間でした。

小学生の頃は自宅で飼育していたのですが転校しない範囲でマンションから一軒家に引っ越すことになりその際に親からカブクワは車で10分ほどの距離にある母方の祖父祖母の家で飼育するように言われました。

それでも2年ほどは飼育を続けていたのですが中学生になり部活動が忙しくなったのと学校でのモンハンブームにより休みは常に友達とゲームをする日々になったこともありなかなかカブクワの飼育が出来ない状態になってしまい累代を停止して一度飼育をやめることにしました。これが中学2年生の頃です。

 

そこからずっとカブクワが好きな気持ちは変わらないのですがゲームも大好きでそちらにお小遣いを費やしていたこともありなかなか復帰とはならず大学生になりバイトをするようになっても飼育するならちゃんと飼いたいから止めておこう。ゲームやアニメグッズ、PCパーツを買うからやめておこうといった感じでなかなか復帰出来ないまま社会人になりました。

そして社会人になり数年。遂に僕の中でそろそろ復帰しようという気持ちが高まりました。

あとはいつ復帰するのかというタイミングになったのが去年でちょうど妹が東京で就職したために東京に家族で行くことが増えており東京では夜まで自由行動が基本だったのでせっかくだから総本山であるむし社さんで幼虫を購入して飼育を再開しようと決意。

いつもなら東京は秋葉原一直線でしたが中野へ、小学生の頃に一度だけむし社さんには行ったことがあったのですがその頃と全く変わらない立地、店内に感動。店に入ったときの昆虫ショップ特有の香りだけでちょっと涙が出そうになりました。

大して下調べもせずに無難にオオクワガタにしておこうというくらいの考えで来たのですがそこで見かけたのが久留米産オオクワガタの幼虫。

昔飼っていたのも久留米産だったなと思い久留米産の幼虫を3頭購入して遂にカブクワ復帰。

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復帰したので色々と調べだしてみると割と近所にカブクワ専門店が新たに出来ているとしり即向かうことに。

その近所のお店であるくわかぶプラネットさんに行ってみると東京の専門店と比較しても生体、飼育用共に引けの取らない品揃えで感動。完全に昔と同じくあれよあれよと飼育種も数も増えて現在です。

12年ほどのブランクがありましたが飼育方法の基本は特に変わっていないので現在の所ブリードも順調。今年は遂に久留米産オオクワガタのブリードに挑戦します。

現在の飼育状況は次回の記事で書くことにします。

それでは、また!