2020年度久留米産オオクワガタブリード 3本目交換報告
どうも、シロノンです。
あっという間に年末ですね。
世界レベルで激動の1年間でしたがとりあえず無事に年末を迎えられることをありがたく思います。
さて、今回は2020年度久留米の3本目交換報告です。
去年よりも全面的に強化をした年ですので結果に拘りたいところですが果たして。
自己ブリライン1~8番ライン(4番は欠番)
20-1最大は38.5g。
個人的には1番と2番が同格の期待を寄せていたラインでしたがMJ氏18-10使用ラインでは一番微妙な感じ。
20-2(KLBライン)最大は38.6gで一応MJ氏18-10♂親使用ラインでは最大値。
ただ、35gUPは数の割には少なく4本目突入の幼虫を含めても3頭。
♂はまだ及第点レベルですが♀の体重の乗り方があまり良くないので手ごたえは微妙。
KLBラインは大当たりはしない法則でもあるのかしら。
20-3は最大体重は37.1ですが35gUP6頭で平均体重はMJ氏18-10♂親使用ラインの中では最高。♀の体重も全く乗っていないのもいますが基本的には合格。
もともとマツノ18-16の♂に惚れて♀親で採用(♂は悩みましたが断念)したラインでしたので形状にも期待したいです。
松野さんは18-16はどの♂も顎スラになったと仰っていたので遺伝子の強さを信じたい。
20-5は♂が2頭でしたが2頭とも35gUPでしかもはMJ氏18-10使用ラインでは最高体重39gを記録。ナンデスクナイラインバカリ。
20-6番は最大体重35.6gで特別良くもないけど以上に悪いわけでもなくという感じ。
羽化まで結果は分からないですがこのままだと22年ブリードでは使わないラインになりそう。
まめたんさんからの頂き物18E2を使用したラインその1。
20-7番は今期最大体重41.1gが出ました!
5番ラインと同じく♂が2頭しかいないラインなのですが♂も♀も20年度ブリード最高のアベレージを記録した暫定最強ラインです。
早期♀も作ったので来期使用して真価を問いてみたいと思います。
18E2使用ラインその2。
20-8も7番に続いて驚異的な結果に。
今期2頭だけ出て来てくれた40gUPはどちらも18E2のラインからという結果に。
去年の里子、18E2、今年の里子とまめたんさんには本当に感謝です。
♀親である18TG2は2年前にTOP GUNさんに訪問した際に購入した幼虫を羽化させて使用したラインでこのラインは思い入れがあり嬉しいです。
里子幼虫ライン(9~16番ライン)
正直今年は里子組を今一つ大きく出来ませんでした。
その中ではこのラインが一番良く36.8gを出せました。
めんTさんのラインはどのラインもめんTさん自身の方では絶好調な様なので今期ダメでもじっくりと自分の戦力として取り込んでいければと思います。
血統背景は文句なしのエリートなのですが残念ながら♂が全ライン中2本目最大体重を記録したのですが3本目で縮んでしまう結果に。
♀は早期羽化させたので来期使用します。
このラインは今期のブリードでは♂は1頭ですしもっと大きく出来たと感じているので正直ポテンシャルを発揮できていないです。21年ブリードでも使用が決定しています。
メガハシさん里子組では一番の期待ラインですが結果はそこそこ止まり。
3頭♂なのでもう少し平均は頑張って欲しかった感じ。
22年ブリードの種親として選ぶ♂は恐らく最大5頭なので♀が出て欲しかったなぁ。
逆に極端に全頭♀のライン。
♀の成績は正直良くなく♂の形も見れず。困っちゃいます。
きっとメガハシさんが同腹最大で良いのを出してくれると思っておきましょう!
こちらもメガハシさんのライン。
こちらは羽化しての雰囲気次第ってところでしょうか。
3頭で34g出てるしまぁまぁですかね。
TOP GUNさんから購入の虫蔵さんブリード幼虫ラインは色々とスケジュールやら菌糸やらが通常ブリードとは違う状況なのでノーコメント。
とりあえずしっかりと完品にしやすそうなので戦力化に全力の予定です。
ラストは完全に予定外だったので今年は真価を問わないまめたんさん里子ラインですがまぁ、こうなるよねって感じ。
まめたんさんにも血の調整用にでも使用してやってくださいと言われたのでその通りに活用させて頂こうかなと思います。
まとめ
今年はKSP3&GLCのカンタケ組、ネシアさんのミラクルハイグレード(以下MHG)をメインにしたブリードですが明暗がはっきりと分かれた感じです。
3本目交換時の♂の平均体重はカンタケが平均体重が34.9g、MHG組が32.2gでした。
正直♀のデータも出すとより明確な差が出てしまうのですがMHGが単純に悪かったとは言えない感じでもあります。
理由としては1本目がカンタケ組よりも明らかに劣化した状態で交換をすることになってしまっておりMHGのオガの状態をキープできなかったことによって成長期のタイミングで出遅れてしまったのではないかと考えています。
劣化が進行してしまった原因もいくつか心当たりがあるのでそこは素直に反省です。
また、カンタケ組も僕が良く調べていなかったこともありGLCが2本目以降に使用できなく急遽KSP3とMHGに投入することになったりと計画がぐだぐだになってしまったのでやってしまったなと思っています。
ここまで悪い話ばかりしていますが去年は僅か3頭しか出ていない35gUPを22頭出せているので去年よりも確実にブリードの手ごたえを感じることが出来ています。
菌糸の状態も1本目はちょっと反省でしたが2本目はMHG組も劣化をさせることなく管理出来たのでヒラタケの管理もコツをつかめたかなと思います。
なによりも40gUPを出せたのが嬉しかったです。今年羽化の87mmは3本目交換時点では32g台だったとはいえこの時点で大きい幼虫が出ているのはやっぱり安心感が違います。去年のように僅かな希望を握りしめる羽化シーズンは勘弁なので…
今期の目標は88mmですがひとまず挑戦権は獲得できたかなと思うのでここからのブリードも気を抜かずにしっかりと管理して88mmUPを羽化させられればと思います。
それでは、また!