久留米産オオクワガタ 2本目交換報告(自己ブリ組編)
どうも、ご無沙汰しております。シロノンです。
ブログの更新は怠っておりましたがブリードはやる気MAXで行っておりました。
詳細はツイッターの方をどうぞ。
今回は久留米産オオクワガタの菌糸2本目への交換時の結果報告です。
今回は自己ブリード組のみの報告とさせていただきます。
まずはKLB出場ラインでもある1番ライン。
1本目で成長させすぎずに2本目へと突入させることをコンセプトにしておりましたが結果としてはまずまずなのではないかと思います。
30g越えや29g台の幼虫も割と出ており去年のむし社さんで購入した無血統久留米の最高体重であった28gを1本目からあっさりと抜いております。
他のラインよりは♀の体重も多少は乗っている個体が多かったので総合で見れば一番良い雰囲気を感じるラインなのかなと思っています。
このラインの最高体重の幼虫はこちら。
まだ色合いから見るに若いと思うので2本目でも伸びてくれると良いのですが。
これくらいの色合いならまだ伸びますよね?
次は2番ラインです。
JUU氏のライン同士からのラインで♂♀共に同腹最大が今期目標の85mm越えの86mmだったので安定性を求めていましたが結果的にはドンピシャの予感がする安定感。
♂の割合が多かったのも嬉しいですしなによりも体重が皆安定して20g台後半まで乗っています。
ただ、♀は1番ラインと比べてやや小さめなのがちょっと気になります。もともと種親の傾向がどちらもスラっとした体格だったので2本目でそこまで乗せなくても目標に届くのでは無いかと結構期待しております。
2番ラインの最高体重の個体はこちら。
平均で見ると一番優秀なラインですが最高体重で見ると残りのラインよりやや小さめ。
ただ、先ほど書いた通り細身な傾向のあるラインだと思われるのでそこまで問題は無いかなと思います。
そして次が今期最後の自己ブリラインである3番ラインです。
種親♂が最終体重38gと体重が結構乗っていたというのと一部交換が遅れた個体がいたこともあり一番30g越えが多いラインになりました。
♂の体重の乗り方は悪くないと思うのですが♀は全ラインで一番乗りが悪いという結果になっていてややバランスの悪さを感じます。
種親の傾向を考えると♂の体重が乗りやすい遺伝子と♀のスラっとした体格の遺伝子のどちらが遺伝しているかで体重の乗り方が変わっているという可能性も感じますね。
羽化した時にどの様な形状をしているかで判断が出来そうで楽しみなラインです。
3番ラインの一番体重が乗った個体はこちら。
こちらの個体が全ラインの個体の内2本目突入時の最高体重となります。
正直素人目ではありますが掘りだしてこれは一番行けそうな感じがするぞと感じました。
まだ色合い的にも若いので伸びると思いますしなによりも体が長いので体重がサイズに反映されそうなのが良いです。
ただ、食痕が全くボトルに無いこともあり♀かなと思って交換を後回しにしてしまいよりにもよってこの個体の直前に用意していた1400ccボトルが尽きてしまい苦肉の策で800ccに投入することに。
やや低温の位置で管理することで成長をゆっくりに出来ないかと思いながら管理しておりますがきっと他よりも早く交換することになってしまうのかなと思います。
3ライン全体の統括としては大型血統1年目の最初の手ごたえとしては悪くない感じなのではないかと思っています。
人によってはGPSにしては体重が乗っていないのでないかと思うかもしれませんしGSPは1本目である程度体重を乗せておかないと厳しいというのも調べていて見たのですがまぁ、なんでも自分で試してみようと考えて1本目はあまり成長しすぎないようにしたつもりです。
これがもしかすると制御できているのは無くただ上手く体重が乗らなかっただけかも知れませんがこれは3本目への交換まではわかないですね。
あー、早く3本目の交換こないかなぁ。12月だから絶対忙しいけど!
それでは、また!