シロレコStag

久留米産オオクワガタをメインにあれこれブリードしてるブログです。

2020年久留米産オオクワガタブリード 組み合わせ紹介

どうも、シロノンです。

世間はコロナによる外出の自粛や不況など悪い話ばかりで僕も仕事、趣味共に大きな影響をうけていたりしておりますが時はしっかりと流れるもので2019年度のブリードはいよいよ蛹室の作成や蛹化が始まっており最終盤に突入したと感じられるようになりました。

それと同時に2020年ブリードがペアリングが開始しておりブリード開始直前になっています。

Twitterではちょくちょく報告していましたがブログではまだ今期の種親や組み合わせを公開していなかったので今回は紹介の記事になります。

2020年度久留米産オオクワガタ組み合わせ表

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今期は去年よりライン数が大幅に増えて8ラインブリードを予定しております。

特に目玉なのが1〜4番ラインの雄親となるMJ18-10。

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最近はブログ更新をしておりませんがとても面白い内容のブログを書いておられるMJさんの88mm同腹の個体をまめたんさんから購入させていただきました。

MJさんのブログは以下からご覧いただけます。

http://incrediblemj.blog.jp/

MJ氏はご多忙なようでブログもTwitterも更新できていないのですが88mmだけではなくしれっと90mmBも羽化させており恐ろしい…


これまで83mmが自分の家にいるオオクワガタの最大サイズだったのですが85mmは2mm以上の差を感じます。なんか凄く体積が広く感じます。

久留米は85mmが大きな壁と言われていますが確かにこれは納得かもしれないです。

同腹の雌を5番ラインにも採用しているのでそちらから良い結果が出る可能性にも期待です。

1~3番ラインの雌親にはマツノインセクトさんの個体を今年は採用出来ました。

そう、遂にマツノインセクトさんに行ってきました!

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小学生時代にビークワで存在を知ったものの値段に絶望していくことすら出来なかった店に10数年の時を経て行くことになるとは… 看板を見た時はテンションがやばかったです。

18-60と18-16は8月に訪問した際に購入し18-5は12月のセールで購入した個体になります。

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8月は偶然まめたんさん、Taku KAWARAさん、めんTさんと12月はプチオフ会でまめたんさん、Taku KAWARAさん、メガハシさん、IBUさん、ゆのあんさん、ろなさん、skipさんとお会い出来ました。

沢山の久留米ブリーダーの方々とお話が出来て本当に楽しかったです。

イベントに参加してもなかなか久留米ブリーダーが集まることは無いのでこれは聖地特有のものですね。

5、6番ラインの種親はこちらも有名なDorcus黒王さんから購入した雄です。

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雌親親だった2016MI-K4は他のラインでかなりの実績を出しておりどうにかK4の入っているラインを予算の中で手に入れられないかと思った結果こちらの個体を購入しました。

このライン自体はそこまで大きな個体が出ている訳ではないのでお祈り的な部分が強いのですが…

そして7、8番ラインは12月のプチオフ会の際にまめたんさんから頂いた雄を種親に使用します。

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余っている個体を適当に持ってきたにも関わらず83mmと去年の僕の種親のMAXサイズあるのですが…

83mmが大したサイズではないのはわかっているのですが本格ブリード1年目の僕にとってはとても太っ腹に感じます。

本当は雌も頂いておりそちらを6番ラインに使用する予定だったのですがペアリング開始直前に急死してしまったので急遽8番ラインにも使用している2018年に静岡のTOP GUNさんを訪れた際に幼虫で購入していたTG18−2を起用してます。

TOP GUNさんの久留米は僕の尊敬しているブリーダーさんである虫蔵さんの個体の掛け合わせなので血統背景も確かですのであの時3頭幼虫を買っておいて良かったと改めて思います。予備の個体も本当に大切ですね。

最後に

2019年ブリードは自己ライン3ライン+里子幼虫でしたが今期はほぼ全て自前のラインでのブリードを予定しており飼育頭数も去年よりやや増加の100頭弱を予定しております。

正直去年よりも良い結果が出せないと心が折れそうなくらいには素晴らしい種親を集められたと思っているので去年のブリードで得た経験を生かして今年は85mmオーバーはもちろん更に向こう目指していきたいと思います!

それでは、また!

 

2019年ブリード久留米産オオクワガタ3本目交換報告

どうも、シロノンです。

今年は更新頻度上げると言っておきながらご覧の有り様ですが3本目の交換結果を報告します。

先に結論を書いておくとやっぱりブリードは思い通りには行かないなぁと思い知らされました。

1番ライン

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2本目は割と思い通りに行っている状態だったので3本目で更に体重が乗ってくれれば計画通りだったのですが現実は見事に体重が増えないor減る個体が続出。

交換序盤に出た34gが自前ラインでは今期最大体重個体になりました。

あまり派手に食痕の出ていないボトルが多かったので最初は居食いをしてくれているのだろうと思っていたのですが掘り出してみれば単純に食べていないだけのボトルばかり。

暴れさせない=大きくなっているとは限らないので難しいですね。

とはいえオス親は体重が元々乗るラインでは無かったので羽化してみれば還元率が高かったなんてオチになってないかなと密かに期待しています。

2番ライン

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1番ラインと比較すると極端に体重が乗らなかった個体は少なくて全体的に見ると1番優等生なラインです。

こちらもあまり体重が乗るタイプのラインでは無いと思っているので還元率が高い結果になってくれればと思います。

3番ライン

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 こちらのラインはかなり厳しい結果になりそうな体重になっています。

オス、メス共に体重は乗っていませんし還元率も高く無いイメージで組み合わせを行なっていたのでどうしたものか……

20番の個体は一応メスかな?と言った感じでメスにとして扱っていますが恐らくオスな気がします。

このラインは羽化時に良い結果が出なければ2021年ブリードでの採用は無さそうです。 

4〜7番ライン

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まめたんさんからの里子の幼虫たちは自分のラインとは明らかに違う結果に。

他のラインでは32gが出たらちょっと嬉しくなってしまうのに里子の幼虫たちは当たり前のように32gオーバーばかりで今期最高記録の35.8gも出てきました。

メスも数が少ないですが体重の乗った幼虫が出てきており馬力の違いを感じています。

2020年ブリードではこのレベルを自分のラインから出したいです。

8番ライン

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チョネさんからの里子で今期かなり期待のラインでしたが結果は振るわず。

チョネさん自身の方ではこんな悪い結果にはなっていないので菌糸の銘柄や環境の違い、そして僕の実力不足かなと思われます。 

今期は良い結果を出すのは難しそうですが2021年ブリードでの掛け合わせで上手くポテンシャルを出してあげたいです。

統括

今期の目標は85mmオーバーを目指しながらペアリングから羽化までの通しでのブリードを行なってみて改善点を考える、自分が他のブリーダーさんと比較してどのくらいの結果を出せるのかというのを知るという事だったので一応85mmはまだ狙える可能性は残っていますし目標は十分に達成しているはずなのですがやっぱり欲が出てしまいまい悔しいなぁと思ってしまいます。

現在冬温度を終え昇温を行なっておりますがまだ羽化まで2ヶ月ほどありますので結果はもう少し後です。

2019年ブリードはいよいよ終盤ですが今週末から2020年ブリードの開始となりますので次は来期の組み合わせの記事になるかと思われます。

きっと次の更新はそんなにかからないはず......

それでは、また!

 

 

今年の抱負

どうも、シロノンです。

あけましておめでとうございます。今年も更新ペースそこそこでやっていきますがよろしくお願い致します。

去年は本格的なブリードの始動の年でした。

去年は年始のくわかぶプラネットさんでの年始セールに始まり名古屋KUWATA、岡崎トレーダー、マツノインセクトさんの年末セールへの参加とイベント事にもアクティブに参加しまして多くのブリーダーさん達とお話をすることが出来てモチベーションを上げることが出来たのがとても良かったです。

特に刺激を受けたのが久留米ブリーダーの皆さん。

同じ久留米で大型羽化という共通の目標を持っている方々との会話は本当に面白くて自分も負けてられないなという気持ちになりました。

その結果2020年ブリードは2019年とは比較にならないほど戦力を揃えることになりました。

2020年ブリードでは87mmは目指さないと駄目だと思う戦力なので2019年ブリードの反省を修正して最高のブリードを目指していきたいと思います。

あ、来期の戦力の記事も書いてないから書かなければ……

また、2019年は色々と増種もしてしまっていたのですが久留米により力を注ぐことになったので最終的には久留米以外は縮小傾向になる予定になっておりますがいくつかの種類は今後も累代をしていくつもりなのでそちらについても書いていきたいと思います。

まぁ、あれこれ言っていますが結局ブログなのだから書けなければどうしようもないのでブログとしての目標は更新ペースを上げることにしたいと思います。

それでは、また!

 

更新頻度上げたいなという話

どうも、シロノンです。

久留米里子組の2本目の結果記事を書かないまま3本目への交換が完了してしまっています。

今更2本目だけのデータ貼るのも面倒なので3本目の記事でまとめて統括をすることにしようと思っております。

さて、今回はブリードの話じゃなくて申し訳ないのですがこのブログの記事に関しての話をしようと思います。

僕はカブクワに関してHPで調べるために小学生時代にPCの使い方を覚えたような狂人なのですが最近は完全にTwitterがメインでの情報収集&発信の場になってます。

でもやっぱり昔から僕にとっての一番大切な情報収集先はブログかなと思っております。

Twitterは沢山の方の情報をまとめて見れるので大変便利ですし気楽にリプを送ったり(毎回送るたびに失礼が無いかびくびくしてますが)も出来て楽しいのですが文字数制限もあってちょっと物足りなさを感じることも多いです。

あとはTwitterは沢山ツイートをしている人ほど昔のツイートが探し辛い&古すぎると消えてしまっているというのがあって貴重な記録が消えてしまっていることがあって残念だなと思うことがあります。

しかも有益な情報をツイートしている方はツイート数が多いのですよねぇ。

今後に新しくブリードを行う方の為にも少しでも情報を蓄積させるべきだという思いが強くなってきたのでなるべく日頃から記事を書く癖を付けるようにしたいと思います。

まぁ、Yahooブログのようにこちらがどれだけ頑張って更新していても消滅する可能性はあるのですが。

恐らくブリードネタ以外にも考え方や毒を吐くような内容も書くと思われますが(個人への誹謗中傷はもちろん書きません)Twitterとは違ってこちらは見ないという選択も出来るので多少は自由にやろうかなと思います。

 

久留米産オオクワガタ 2本目交換報告(自己ブリ組編)

どうも、ご無沙汰しております。シロノンです。

ブログの更新は怠っておりましたがブリードはやる気MAXで行っておりました。

詳細はツイッターの方をどうぞ。

今回は久留米産オオクワガタの菌糸2本目への交換時の結果報告です。

今回は自己ブリード組のみの報告とさせていただきます。

まずはKLB出場ラインでもある1番ライン。

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1本目で成長させすぎずに2本目へと突入させることをコンセプトにしておりましたが結果としてはまずまずなのではないかと思います。

30g越えや29g台の幼虫も割と出ており去年のむし社さんで購入した無血統久留米の最高体重であった28gを1本目からあっさりと抜いております。

他のラインよりは♀の体重も多少は乗っている個体が多かったので総合で見れば一番良い雰囲気を感じるラインなのかなと思っています。

このラインの最高体重の幼虫はこちら。

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まだ色合いから見るに若いと思うので2本目でも伸びてくれると良いのですが。

これくらいの色合いならまだ伸びますよね?

次は2番ラインです。

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JUU氏のライン同士からのラインで♂♀共に同腹最大が今期目標の85mm越えの86mmだったので安定性を求めていましたが結果的にはドンピシャの予感がする安定感。

♂の割合が多かったのも嬉しいですしなによりも体重が皆安定して20g台後半まで乗っています。

ただ、♀は1番ラインと比べてやや小さめなのがちょっと気になります。もともと種親の傾向がどちらもスラっとした体格だったので2本目でそこまで乗せなくても目標に届くのでは無いかと結構期待しております。

2番ラインの最高体重の個体はこちら。

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平均で見ると一番優秀なラインですが最高体重で見ると残りのラインよりやや小さめ。

ただ、先ほど書いた通り細身な傾向のあるラインだと思われるのでそこまで問題は無いかなと思います。

そして次が今期最後の自己ブリラインである3番ラインです。

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種親♂が最終体重38gと体重が結構乗っていたというのと一部交換が遅れた個体がいたこともあり一番30g越えが多いラインになりました。

♂の体重の乗り方は悪くないと思うのですが♀は全ラインで一番乗りが悪いという結果になっていてややバランスの悪さを感じます。

種親の傾向を考えると♂の体重が乗りやすい遺伝子と♀のスラっとした体格の遺伝子のどちらが遺伝しているかで体重の乗り方が変わっているという可能性も感じますね。

羽化した時にどの様な形状をしているかで判断が出来そうで楽しみなラインです。

3番ラインの一番体重が乗った個体はこちら。

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こちらの個体が全ラインの個体の内2本目突入時の最高体重となります。

正直素人目ではありますが掘りだしてこれは一番行けそうな感じがするぞと感じました。

まだ色合い的にも若いので伸びると思いますしなによりも体が長いので体重がサイズに反映されそうなのが良いです。

ただ、食痕が全くボトルに無いこともあり♀かなと思って交換を後回しにしてしまいよりにもよってこの個体の直前に用意していた1400ccボトルが尽きてしまい苦肉の策で800ccに投入することに。

やや低温の位置で管理することで成長をゆっくりに出来ないかと思いながら管理しておりますがきっと他よりも早く交換することになってしまうのかなと思います。

 

3ライン全体の統括としては大型血統1年目の最初の手ごたえとしては悪くない感じなのではないかと思っています。

人によってはGPSにしては体重が乗っていないのでないかと思うかもしれませんしGSPは1本目である程度体重を乗せておかないと厳しいというのも調べていて見たのですがまぁ、なんでも自分で試してみようと考えて1本目はあまり成長しすぎないようにしたつもりです。

これがもしかすると制御できているのは無くただ上手く体重が乗らなかっただけかも知れませんがこれは3本目への交換まではわかないですね。

あー、早く3本目の交換こないかなぁ。12月だから絶対忙しいけど!

それでは、また!

 

久留米産オオクワガタ割り出し結果と幼虫補強

どうも、シロノンです。

ずっと慌ただしくなかなか更新出来なかった結果久しぶりの更新になります。

今回は前回セットしていた久留米産オオクワガタたちの割り出し結果と幼虫補強の紹介です。

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まずは材を取り除いてマットをひっくり返してみたのですが既に幼虫が2頭ほど見えました。ちょっと割り出しが遅かったかも知れないです。

1番ラインだけはなぜかマット産みをかなりしていてマットだけで18頭も取れてました。マットはくわかぶプラネットさんのマットを奮発して使ったのですが素晴らしい結果です。

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材の方もボロボロ。

昔の経験からしてこれは産んでいるはずです。

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無事発見!

この後潰してしまわないかという緊張で汗だくになりながらひたすら作業。

無事数頭潰してしまっているのですけどね。

結果はどのラインも30頭近く産んでいて大成功でした。

ですが今年はブリード数をしっかりと決めていたので余った幼虫は職場や知人で欲しい方に配ったりして捌きました。

来年は恐らく欲しがる人がもうあまりいないので販売も考えないといけないかなと思います。

今期自己ブリードラインは以下の数をブリードします。

・SI-19-01(KLBライン):28頭

・SI-19-02:17頭

・SI-19-03:22頭

以上67頭が自己ブリードラインとなります。

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今期は絶対に失敗したくないという思いがあり菌糸は無難なLEVIN GSPの既成ボトルを採用しました。

重さは大体570gから600gくらいでツイッターで結構緩いという話が合って不安だったのですが結構しっかりと詰まっていて安心しました。

ただしコスト的にも結構痛いので来期は自分で詰めようと思ってます。

その為に今期はオオクワガタ以外の種類で菌糸詰めを練習する予定です。

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こんな感じで遮光対策をしたビニール温室にいれて管理していきます。

ビニール温室を使用していますが部屋の温度管理はエアコン&サーキュレーターを使用することにしたので遮光&直接風が当たらないようにするというのが目的です。


そしてここからが幼虫補強の里子幼虫達の紹介になります。

まずは去年のツイッターでSkipさんが行ったプレゼント企画で当たったまめたんさんからの里子幼虫です。

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・かっちゃん氏17-12 86mm×黒王氏K5 54mm:3頭

・虫蔵氏17-5 86mm×かっちゃん氏17-8 50mm:2頭

・かっちゃん氏17-11 83mm×masa氏masa17-コラボ1 53mm:4頭

・黒王氏K6 84mm×マツノ氏マツノインセクト17-1 54mm:1頭

以上10頭です。

正直プレゼントでこんなの貰っていいのかってくらいに凄い幼虫達が来ました。

血統背景調べると親虫の同腹最大が87mmとか88mmばかりで震えてきます。

素晴らしい幼虫達を頂いたので大切に育てて来々期の手札を充実させていきたいところです。

 

そしてまだありましてBE-KUWAの3大産地企画にも参加しておられるチョネさんからも幼虫を購入させていただいておりました。

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・チョネ氏OOKUWA BLOOD2017年1番 88mm×BE-KUWA共同ブリード企画 研究室1702-040 56.2mm:5頭

88mm直子の幼虫達を購入させていただきました!

今期は以上82頭をブリードしていきます。

去年そこまで深い意味もなく久留米産オオクワガタを選んだ僕ですがお隣静岡の近い年代のブリーダーさん達の勢いの凄さやプレゼント企画が当たったことによりモチベーションが高まって気が付けばこんなところに。

まだブリード数が3桁にもいかない僕ですが数が全てではないと考えて出来る限りの事を行って1年間ブリードをしていきたいと思います。

目標は今年は85mmオーバー!

そしていずれは90mmの世界へと到達してみたいものです。

それでは、また!

シェンクリングとムシモンの産卵&割り出し結果と悲劇

どうも、シロノンです。

KLBライン含む久留米産オオクワガタのセットも完了してしばらくが経ちましたが今回はシェンクリングオオクワガタとムシモンオオクワガタの割り出しを行ったので報告します。

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まずはシェンクリングですがペアリングが完了してから3週間経っても削っているかすらわからなかったのですがしっかりと削っていてくれてました。

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軽く削ってみた結果卵が5個確保出来ました。

この後もう一度産卵セットを戻しておきました。

この時はまだ悲劇が起こるとは思っていませんでした。

もう1種類ムシモンオオクワガタのセットもしてみることにしました。

調べてみてもムシモンの成熟期間は後食すれば大丈夫というものから半年は経った後のほうが良いという情報まで様々だったのですが今回は羽化して4か月ほどのペアを使ってみることにしました。

同居させても雌殺しは皆無とのことだったので最悪成熟するまで一緒にすればいいというスタンスです。

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シェンクリングに使った産卵一番の残りを1400ccのクリアボトルに詰めただけの雑なセットですが産むときは産むはずと思いセット。ムシモンなのでマットは水気多め。

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2日もするとすぐに卵がボトルの隅に見え始めました。

想像以上にハイペースで産卵を開始しているみたいです。

パプキンとムシモンは省スペースとはいえ30頭とかいても正直あまり嬉しく無いので2週間で親たちはボトルから退去させました。

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そして今週の割り出し結果。

17頭の幼虫が確保できました。15頭くらい取れれば良いかなと思っていたのでちょうどいい感じに収まりました。

ムシモンは3令幼虫になってからマットや菌糸を交換すると拒食を起こして死ぬことがあると聞いているので交換タイミングを上手く見計らって1回の交換で羽化まで持っていければと思います。

今回はマットでのブリードを行っていきます。

 

さて、シェンクリングなのですが採卵から2日で悲劇が起こりました。

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卵の入っているタッパーに何かいるのがお分かりいただけるでしょうか?

中にはアリが大量に蔓延っています。

1週間前ほどから小さなアリが部屋の床にいるのを見かけるようにはなっていてアリ用のコンバットを買おうと思っていたりはしていたのですがまさかのタッパーの隙間から侵入し卵を強奪

丁度孵化して前日に分けていた幼虫1頭はどうにか無事でしたが残りは1個の噛まれて萎んだ卵以外はタッパーから消滅。

タッパーをひっくり返してみたら中には20頭以上のアリたちがいて部屋もありまみれ。

どうやら卵を見つけたことで餌があると巣に知らせたようで朝起きたら部屋は地獄絵図。

このシェンクリングの卵以外は無事で直ぐにアリ退治のグッズを買い漁り対処しましたが心のダメージはかなり大きかったです。

滅多にあることではないと思うのですがアリには気を付けましょう。

そして絶対に侵入するスペースは潰しましょう。

それでは、また!