2019年ブリード久留米産オオクワガタ3本目交換報告
どうも、シロノンです。
今年は更新頻度上げると言っておきながらご覧の有り様ですが3本目の交換結果を報告します。
先に結論を書いておくとやっぱりブリードは思い通りには行かないなぁと思い知らされました。
1番ライン
2本目は割と思い通りに行っている状態だったので3本目で更に体重が乗ってくれれば計画通りだったのですが現実は見事に体重が増えないor減る個体が続出。
交換序盤に出た34gが自前ラインでは今期最大体重個体になりました。
あまり派手に食痕の出ていないボトルが多かったので最初は居食いをしてくれているのだろうと思っていたのですが掘り出してみれば単純に食べていないだけのボトルばかり。
暴れさせない=大きくなっているとは限らないので難しいですね。
とはいえオス親は体重が元々乗るラインでは無かったので羽化してみれば還元率が高かったなんてオチになってないかなと密かに期待しています。
2番ライン
1番ラインと比較すると極端に体重が乗らなかった個体は少なくて全体的に見ると1番優等生なラインです。
こちらもあまり体重が乗るタイプのラインでは無いと思っているので還元率が高い結果になってくれればと思います。
3番ライン
こちらのラインはかなり厳しい結果になりそうな体重になっています。
オス、メス共に体重は乗っていませんし還元率も高く無いイメージで組み合わせを行なっていたのでどうしたものか……
20番の個体は一応メスかな?と言った感じでメスにとして扱っていますが恐らくオスな気がします。
このラインは羽化時に良い結果が出なければ2021年ブリードでの採用は無さそうです。
4〜7番ライン
まめたんさんからの里子の幼虫たちは自分のラインとは明らかに違う結果に。
他のラインでは32gが出たらちょっと嬉しくなってしまうのに里子の幼虫たちは当たり前のように32gオーバーばかりで今期最高記録の35.8gも出てきました。
メスも数が少ないですが体重の乗った幼虫が出てきており馬力の違いを感じています。
2020年ブリードではこのレベルを自分のラインから出したいです。
8番ライン
チョネさんからの里子で今期かなり期待のラインでしたが結果は振るわず。
チョネさん自身の方ではこんな悪い結果にはなっていないので菌糸の銘柄や環境の違い、そして僕の実力不足かなと思われます。
今期は良い結果を出すのは難しそうですが2021年ブリードでの掛け合わせで上手くポテンシャルを出してあげたいです。
統括
今期の目標は85mmオーバーを目指しながらペアリングから羽化までの通しでのブリードを行なってみて改善点を考える、自分が他のブリーダーさんと比較してどのくらいの結果を出せるのかというのを知るという事だったので一応85mmはまだ狙える可能性は残っていますし目標は十分に達成しているはずなのですがやっぱり欲が出てしまいまい悔しいなぁと思ってしまいます。
現在冬温度を終え昇温を行なっておりますがまだ羽化まで2ヶ月ほどありますので結果はもう少し後です。
2019年ブリードはいよいよ終盤ですが今週末から2020年ブリードの開始となりますので次は来期の組み合わせの記事になるかと思われます。
きっと次の更新はそんなにかからないはず......
それでは、また!