シロレコStag

久留米産オオクワガタをメインにあれこれブリードしてるブログです。

2020年度久留米産オオクワガタブリード 全頭投入完了&里子報告

どうも、シロノンです。

今年の夏は例年よりも涼しいので温度の維持が比較的楽で良いですね。

去年は気を抜くとすぐに温度が1、2度上昇していて大苦戦でしたが今年はかなり温度のブレを少なく出来ています。

温度の話をしているということはつまりそういうことで2020年度久留米全頭菌糸への投入が完了しております。6月中に!

今年は110頭ほどのブリードを予定しておりましたがブロックを詰めたら120本近く。相変わらず計算ガバガバですがどうせ2021年ブリードで120頭構想をしていたので1年計画を早めて今年から120頭ブリードです。

この調子だと来年はもっと増えそうだと予想されそうですが自分自身の時間の都合とスペースの事を考えると満足のいく質でのブリードは120頭くらいが限界だと思うので恐らく増えません。

久留米と1か月ほど前後させることで祖父江を少量チャレンジしたりはしたいなと思っていますがコロナの影響で何かと今後が不透明な部分もあるので祖父江はもう1年延期するかもしれません。

実はそれ以外でちょっとだけやろうと思って幼虫を購入した種類がいますがそれはまた別の機会に(なるべく早く更新します。本当に…!)

あと2019年度ブリードの結果発表はもう少しお待ちください。

Twitterでは報告済みの最大個体の正式測定結果やもう少しだけ蛹がおりますので。

来月には結果発表が出来るかと思います。

そろそろ本題に戻りまして2020年度久留米ブリードラインの里子含めた全ラインの紹介です。

自己ブリードライン

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自己ブリードラインは4番が全てダメ卵で取ることが出来なかったので欠番。

オスメス逆の組み合わせを5番でやれているのでセーフとします。

期待はもちろん88mm同腹であるMJ氏18-10の85mmと掛け合わせた1~3番。

1、2番は特にサイズで結果を出したいラインです。3番は惚れ込んだマツノ18-16の形状が継承される個体が出てくれないかなと思っていますがメス親なのですぐに結果が出てくれるとは思っていないのでこちらは1、2番とは別路線の考えでいきます。

5番は黒王氏18MI-K18でMJ氏18-10のメス親としての実力を試せればと思います。

正直今の自分なら黒王さんからの補強でK18は選ばなかった気もするのですが去年のJUUさんからの虫も今の自分なら選ばなそうなラインでしたが結果的に上手く行ったので意外とこのラインから良い結果が出たりしてw

予想外のラインから当たるってあまり良いことでは無いと思ってますけどね。

あとは2年前にTOP GUNさんで購入した虫蔵氏久留米からの幼虫が成虫になったのでそちらをK18に組み合わせ。こちらは完全に多様性のためです。

そしてラスト7、8番はまめたんさんから頂いた個体が結構好みの形状だったので22年でも使えるレベルの個体を出したいと思い88mm直子であるMJ氏18-15を掛け合わせ。

こちらもせっかくなのでTOP GUNさんで購入した幼虫からのメスを掛け合わせ。

このとりあえず掛けわせておくって感じのラインはあまり良くないと思うので来年は全ライン隙のないラインナップにします。

というか里子のおかげもあり間違いなくなりそうです。

 

里子組紹介

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里子ラインが当初は4ラインくらいの予定だったのですがありがたいことに色々と付けていただき7ラインにw

一つ一つ紹介していきます。

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まずは2年前に使用済みの種雄を購入させていただいたことに始まりTwitterでもお世話になり、去年はマツノさんで実際にお話しする機会があったりと割とコミュ障気味な僕にしては縁のあるめんTさんから。

僕好みのスリムな個体狙いのラインとしておすすめしていただいた18番、26番。

どちらのラインも実際好みの格好良い形状のオス親でメス親も好みのラインだったので凄く羽化が楽しみです。

そして強烈な血統背景で同腹も優秀なKA17-11にマツノ17-1使用の早期ラインを掛け合わせた強烈なラインである22番も!

KA17-11は去年まめたんさんからいただいた里子(KA17-11×masa氏17-コ)でも使用されておりますがそちらもうちではかなり優秀な方の結果になったのでこちらも期待です。

めんTさんから大きいのを期待されてしまったので期待に答えなければ!

 

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こちらも仲良くさせて貰っているメガハシさんから。

こちらは3ライン9頭と久留米とは関係ないですがニジイロの幼虫を頂いちゃいました。

90mmBの異腹ラインであるMJ氏18-6にK17とエースラインに相応しい贅沢ラインの1番、87mm直子の5番、更にK14使用の10番までつけていただきました。

トレードだったのでこちらも1、2、3、7番を送らせて頂きましたがそれでも正直割に合っているのか…?と思ってしまう豪華さです。

 

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本当は上記の6ラインで終了の予定でした。

ですが投入も完了してとりあえず20年組は2本目の発注までは温度管理位だなぁなんて思い始めていた時にTOP GUNさんから虫蔵氏の幼虫販売という衝撃のツイートが!?

虫蔵氏の成虫余品はTOP GUNさんで販売されることはあっても幼虫の余品って普段は販売されるものじゃないのでこればっかりは手を出すしかない!と思いまして計画を急遽変更。この時既に118頭投入済みなので絶対に120頭がMAXという制限上2頭が限界なので途中で☆になったり不全の可能性も考えて17番を2頭購入。

いろんな意味で伝説のマツノ17-1 87mm直子を狙うのもありだとは思いましたがせっかくの虫蔵氏の里子なので虫蔵氏自身の個体の直子のラインを選びました。

最後に

以上自己ブリードライン7ライン+里子7ラインの14ライン、120頭で2020年久留米産オオクワガタブリードはスタートです。

ラインだけでは無くブリード方法自体も去年から大幅に変更がされておりますがそちらは2019年度の羽化報告後の反省会で一緒に語ろうかと思います。

目標は88mmオーバー。そして平均サイズの向上!

あれ、88mmは21年目標で今年は87mmじゃないの?と思われそうですがお察しくださいw

とりあえず88mmも狙うこと自体は可能なレベルと思うラインナップになったと考えているので今年も目標は大きくやっていきます。

 

それでは、また!