2020年を振り返って
どうも、シロノンです。
連日の更新という珍しい現象。主に年末のおかげ。
あっという間に2020年も終わり。
今年のブリードは色々とありました。
まずは久留米の19年度ブリードの結果。
冬温度は完全に調整ミスでキノコ生えまくり祭り。実は立派に育った奴は家族が食べました。
そして羽化シーズンは不全だらけ。85mmくらいのなら不全も仕方ないかなと思えたのですが80前半で不全になられると流石に泣きたくなりました。
そんな状態でも87mmが羽化してくれたおかげで満足といえる結果に。
そして久留米20年度ブリードが開始。自前の虫でのスタートなのでしっかりと補強したので種親のレベルは文句なしですし19年度の反省を踏まえて徹底的に改善を行ったのでこれで19年と大差ない結果になったらどうしようかなとびくびくです。
今のところは去年よりも間違いなく良いだろうと思える経過となっているので後は後半戦。
あと今年もレコードが更新されました。92.7mm。正直久留米でこれを超える個体を出せるのはいつになるんだ…と絶望したくなるサイズです。
能勢ブリーダーさん達は90mm出してやっと喜ぶというハイレベルな状況の中で87mm出した程度でイキる訳にもいかないのでまずは88mmを出すという目標を早く達成したいなと思います。
まぁ、この壁を越えられた久留米ブリーダーさんって少ないのでここから何年も足止めを食らう可能性もあるのですが今年のTwitterを見ていても次から次へと出てくる新たなブリーダーさん達が強烈な補強をしていたり40gUPの幼虫を量産しているのを見るとかなりの危機感を感じます。負けてられないです。
今年は久留米ブリーダーさん達の中でも沢山の40gUP報告を見かけるので2021年が久留米追い上げの年になると良いなと思います。
久留米ブリーダー界隈が活気づいて人口が増えるのが能勢に追いつくための一番の方法だと思うので僕も大したことは出来ないですがちょっとは貢献出来ればと思います。
来年の目標は88mmUP羽化と炎上するようなことを行わないことかな?w
余計なことは口にせず結果で語るスタイル格好良いですよね。きっと真似できないですけど。
それでは、また来年。
良いお年を。
2020年度久留米産オオクワガタブリード 3本目交換報告
どうも、シロノンです。
あっという間に年末ですね。
世界レベルで激動の1年間でしたがとりあえず無事に年末を迎えられることをありがたく思います。
さて、今回は2020年度久留米の3本目交換報告です。
去年よりも全面的に強化をした年ですので結果に拘りたいところですが果たして。
自己ブリライン1~8番ライン(4番は欠番)
20-1最大は38.5g。
個人的には1番と2番が同格の期待を寄せていたラインでしたがMJ氏18-10使用ラインでは一番微妙な感じ。
20-2(KLBライン)最大は38.6gで一応MJ氏18-10♂親使用ラインでは最大値。
ただ、35gUPは数の割には少なく4本目突入の幼虫を含めても3頭。
♂はまだ及第点レベルですが♀の体重の乗り方があまり良くないので手ごたえは微妙。
KLBラインは大当たりはしない法則でもあるのかしら。
20-3は最大体重は37.1ですが35gUP6頭で平均体重はMJ氏18-10♂親使用ラインの中では最高。♀の体重も全く乗っていないのもいますが基本的には合格。
もともとマツノ18-16の♂に惚れて♀親で採用(♂は悩みましたが断念)したラインでしたので形状にも期待したいです。
松野さんは18-16はどの♂も顎スラになったと仰っていたので遺伝子の強さを信じたい。
20-5は♂が2頭でしたが2頭とも35gUPでしかもはMJ氏18-10使用ラインでは最高体重39gを記録。ナンデスクナイラインバカリ。
20-6番は最大体重35.6gで特別良くもないけど以上に悪いわけでもなくという感じ。
羽化まで結果は分からないですがこのままだと22年ブリードでは使わないラインになりそう。
まめたんさんからの頂き物18E2を使用したラインその1。
20-7番は今期最大体重41.1gが出ました!
5番ラインと同じく♂が2頭しかいないラインなのですが♂も♀も20年度ブリード最高のアベレージを記録した暫定最強ラインです。
早期♀も作ったので来期使用して真価を問いてみたいと思います。
18E2使用ラインその2。
20-8も7番に続いて驚異的な結果に。
今期2頭だけ出て来てくれた40gUPはどちらも18E2のラインからという結果に。
去年の里子、18E2、今年の里子とまめたんさんには本当に感謝です。
♀親である18TG2は2年前にTOP GUNさんに訪問した際に購入した幼虫を羽化させて使用したラインでこのラインは思い入れがあり嬉しいです。
里子幼虫ライン(9~16番ライン)
正直今年は里子組を今一つ大きく出来ませんでした。
その中ではこのラインが一番良く36.8gを出せました。
めんTさんのラインはどのラインもめんTさん自身の方では絶好調な様なので今期ダメでもじっくりと自分の戦力として取り込んでいければと思います。
血統背景は文句なしのエリートなのですが残念ながら♂が全ライン中2本目最大体重を記録したのですが3本目で縮んでしまう結果に。
♀は早期羽化させたので来期使用します。
このラインは今期のブリードでは♂は1頭ですしもっと大きく出来たと感じているので正直ポテンシャルを発揮できていないです。21年ブリードでも使用が決定しています。
メガハシさん里子組では一番の期待ラインですが結果はそこそこ止まり。
3頭♂なのでもう少し平均は頑張って欲しかった感じ。
22年ブリードの種親として選ぶ♂は恐らく最大5頭なので♀が出て欲しかったなぁ。
逆に極端に全頭♀のライン。
♀の成績は正直良くなく♂の形も見れず。困っちゃいます。
きっとメガハシさんが同腹最大で良いのを出してくれると思っておきましょう!
こちらもメガハシさんのライン。
こちらは羽化しての雰囲気次第ってところでしょうか。
3頭で34g出てるしまぁまぁですかね。
TOP GUNさんから購入の虫蔵さんブリード幼虫ラインは色々とスケジュールやら菌糸やらが通常ブリードとは違う状況なのでノーコメント。
とりあえずしっかりと完品にしやすそうなので戦力化に全力の予定です。
ラストは完全に予定外だったので今年は真価を問わないまめたんさん里子ラインですがまぁ、こうなるよねって感じ。
まめたんさんにも血の調整用にでも使用してやってくださいと言われたのでその通りに活用させて頂こうかなと思います。
まとめ
今年はKSP3&GLCのカンタケ組、ネシアさんのミラクルハイグレード(以下MHG)をメインにしたブリードですが明暗がはっきりと分かれた感じです。
3本目交換時の♂の平均体重はカンタケが平均体重が34.9g、MHG組が32.2gでした。
正直♀のデータも出すとより明確な差が出てしまうのですがMHGが単純に悪かったとは言えない感じでもあります。
理由としては1本目がカンタケ組よりも明らかに劣化した状態で交換をすることになってしまっておりMHGのオガの状態をキープできなかったことによって成長期のタイミングで出遅れてしまったのではないかと考えています。
劣化が進行してしまった原因もいくつか心当たりがあるのでそこは素直に反省です。
また、カンタケ組も僕が良く調べていなかったこともありGLCが2本目以降に使用できなく急遽KSP3とMHGに投入することになったりと計画がぐだぐだになってしまったのでやってしまったなと思っています。
ここまで悪い話ばかりしていますが去年は僅か3頭しか出ていない35gUPを22頭出せているので去年よりも確実にブリードの手ごたえを感じることが出来ています。
菌糸の状態も1本目はちょっと反省でしたが2本目はMHG組も劣化をさせることなく管理出来たのでヒラタケの管理もコツをつかめたかなと思います。
なによりも40gUPを出せたのが嬉しかったです。今年羽化の87mmは3本目交換時点では32g台だったとはいえこの時点で大きい幼虫が出ているのはやっぱり安心感が違います。去年のように僅かな希望を握りしめる羽化シーズンは勘弁なので…
今期の目標は88mmですがひとまず挑戦権は獲得できたかなと思うのでここからのブリードも気を抜かずにしっかりと管理して88mmUPを羽化させられればと思います。
それでは、また!
2019年度久留米産オオクワガタブリード 羽化報告その2
どうも、シロノンです。
後で書こう後で書こうと後回しにした結果2019年度ブリードの羽化報告が2021年に報告という訳の分からない状態になりかねない状況になっていたのでここで一気にまとめて報告とします。
あれこれ書こうと思うとなかなか書けなくなるのでシンプルに管理表を張っていくスタイルです。
自己ブリラインから87mmが出ましたし84UPも3頭と85UPを目標にした年の結果としては悪くは無かったかなと思います。
ただ、不全率の高さと平均サイズの小ささは不満。
まめたんさんの里子は数が少ないのに自己ブリラインの個体より圧倒的に良い結果を出しているので血の馬力が違うのかなと感じました。
2019年ブリードで馬力の差を感じたこともあり2020年度は2019年度よりもかなり気合をいれた補強をしたわけですがどうなるか不安です。ぶっちゃけ自分の腕がしょぼすぎるだけ疑惑はありますからね。
チョネさんからの里子はかなり小さい個体ばかりかつ★になってしまった個体も多く非常に悔しい気持ち。
ポテンシャルを考えるともっといい結果が出るはずなので2021年ブリードで76mmの個体には頑張ってもらいたいです。
87mmを筆頭に2021年ブリードで種親になってもらう予定の個体が何頭もいるのでちゃんと結果を残しておかねばと思っていたのでどうにか記事を書きあげてほっとしました。
一息ついてないで2020年ブリードの報告もはよ書けやって話ですけどね…
それでは、また!
2019年度久留米産オオクワガタブリード 羽化報告その1
どうも、シロノンです。
タイトルの通りですが久留米産オオクワガタの羽化報告です。
今回は最大羽化の個体だけの報告となります。
元々はかなり小規模でちまちまとやるつもりだったオオクワガタブリードでしたが色々と火が付くきっかけがあり大型血統ブリード1年目から80頭越えでのブリードになりました。
勿論数百頭ブリードしている人からしたらかなりしょぼいブリード規模ですが全力で駆け抜けたつもりの1年間。成果は如何に!?
ちなみに何度も宣言している通りですが目標は85mm越え!
今期最大羽化個体
SI-19-2-14:87mm
85mmどころか87mm越えしてくれました!
測定画像が見づらいかもですがすみません。もっと経験積んで上手くなりたいです。
ラベルデータはこちら。
今のところ厳しめに計測しても87.1mmで間違いなく87mmは超えていると思うので87mmにしておきます。
正直4本目に突入してしまった時点でもう85mmすら厳しいのではと思いながらも♂親が還元率の高いラインだったのでワンチャンを期待していましたが見事に予測を大きく超えた結果に。
まっすぐに伸びた顎の形状が特徴的な個体です。あまり♂親に似ていないので♀親の遺伝子が強めなのかも知れません。腹違いの1番ラインは実際こちらよりサイズ出てないですし。
まっすぐではあるのですが長いわけではない印象の顎なので長さがもっと欲しかったです。
サイズに対して幅はあまり無く今年の種親であるMJ氏18-10:85mmよりも頭幅の無いスリムなボディです。なので実物はとても細長い印象。
今年の87UP個体をTwitterでいくつか見ていますが似ている個体が全く見当たらないのでかなり個性的な個体だと思います。
全頭の計測が完了しましたら記事にしますが2番ラインは♂の完全品羽化がこの個体のみという結果になってまして次の世代で不全が連発することにならないかという不安はありますが今のところ2021年ブリードのエースとして頑張って貰おうと思っています。
それでは、また!
2020年度久留米産オオクワガタブリード 全頭投入完了&里子報告
どうも、シロノンです。
今年の夏は例年よりも涼しいので温度の維持が比較的楽で良いですね。
去年は気を抜くとすぐに温度が1、2度上昇していて大苦戦でしたが今年はかなり温度のブレを少なく出来ています。
温度の話をしているということはつまりそういうことで2020年度久留米全頭菌糸への投入が完了しております。6月中に!
今年は110頭ほどのブリードを予定しておりましたがブロックを詰めたら120本近く。相変わらず計算ガバガバですがどうせ2021年ブリードで120頭構想をしていたので1年計画を早めて今年から120頭ブリードです。
この調子だと来年はもっと増えそうだと予想されそうですが自分自身の時間の都合とスペースの事を考えると満足のいく質でのブリードは120頭くらいが限界だと思うので恐らく増えません。
久留米と1か月ほど前後させることで祖父江を少量チャレンジしたりはしたいなと思っていますがコロナの影響で何かと今後が不透明な部分もあるので祖父江はもう1年延期するかもしれません。
実はそれ以外でちょっとだけやろうと思って幼虫を購入した種類がいますがそれはまた別の機会に(なるべく早く更新します。本当に…!)
あと2019年度ブリードの結果発表はもう少しお待ちください。
Twitterでは報告済みの最大個体の正式測定結果やもう少しだけ蛹がおりますので。
来月には結果発表が出来るかと思います。
そろそろ本題に戻りまして2020年度久留米ブリードラインの里子含めた全ラインの紹介です。
自己ブリードライン
自己ブリードラインは4番が全てダメ卵で取ることが出来なかったので欠番。
オスメス逆の組み合わせを5番でやれているのでセーフとします。
期待はもちろん88mm同腹であるMJ氏18-10の85mmと掛け合わせた1~3番。
1、2番は特にサイズで結果を出したいラインです。3番は惚れ込んだマツノ18-16の形状が継承される個体が出てくれないかなと思っていますがメス親なのですぐに結果が出てくれるとは思っていないのでこちらは1、2番とは別路線の考えでいきます。
5番は黒王氏18MI-K18でMJ氏18-10のメス親としての実力を試せればと思います。
正直今の自分なら黒王さんからの補強でK18は選ばなかった気もするのですが去年のJUUさんからの虫も今の自分なら選ばなそうなラインでしたが結果的に上手く行ったので意外とこのラインから良い結果が出たりしてw
予想外のラインから当たるってあまり良いことでは無いと思ってますけどね。
あとは2年前にTOP GUNさんで購入した虫蔵氏久留米からの幼虫が成虫になったのでそちらをK18に組み合わせ。こちらは完全に多様性のためです。
そしてラスト7、8番はまめたんさんから頂いた個体が結構好みの形状だったので22年でも使えるレベルの個体を出したいと思い88mm直子であるMJ氏18-15を掛け合わせ。
こちらもせっかくなのでTOP GUNさんで購入した幼虫からのメスを掛け合わせ。
このとりあえず掛けわせておくって感じのラインはあまり良くないと思うので来年は全ライン隙のないラインナップにします。
というか里子のおかげもあり間違いなくなりそうです。
里子組紹介
里子ラインが当初は4ラインくらいの予定だったのですがありがたいことに色々と付けていただき7ラインにw
一つ一つ紹介していきます。
まずは2年前に使用済みの種雄を購入させていただいたことに始まりTwitterでもお世話になり、去年はマツノさんで実際にお話しする機会があったりと割とコミュ障気味な僕にしては縁のあるめんTさんから。
僕好みのスリムな個体狙いのラインとしておすすめしていただいた18番、26番。
どちらのラインも実際好みの格好良い形状のオス親でメス親も好みのラインだったので凄く羽化が楽しみです。
そして強烈な血統背景で同腹も優秀なKA17-11にマツノ17-1使用の早期ラインを掛け合わせた強烈なラインである22番も!
KA17-11は去年まめたんさんからいただいた里子(KA17-11×masa氏17-コ)でも使用されておりますがそちらもうちではかなり優秀な方の結果になったのでこちらも期待です。
めんTさんから大きいのを期待されてしまったので期待に答えなければ!
こちらも仲良くさせて貰っているメガハシさんから。
こちらは3ライン9頭と久留米とは関係ないですがニジイロの幼虫を頂いちゃいました。
90mmBの異腹ラインであるMJ氏18-6にK17とエースラインに相応しい贅沢ラインの1番、87mm直子の5番、更にK14使用の10番までつけていただきました。
トレードだったのでこちらも1、2、3、7番を送らせて頂きましたがそれでも正直割に合っているのか…?と思ってしまう豪華さです。
本当は上記の6ラインで終了の予定でした。
ですが投入も完了してとりあえず20年組は2本目の発注までは温度管理位だなぁなんて思い始めていた時にTOP GUNさんから虫蔵氏の幼虫販売という衝撃のツイートが!?
虫蔵氏の成虫余品はTOP GUNさんで販売されることはあっても幼虫の余品って普段は販売されるものじゃないのでこればっかりは手を出すしかない!と思いまして計画を急遽変更。この時既に118頭投入済みなので絶対に120頭がMAXという制限上2頭が限界なので途中で☆になったり不全の可能性も考えて17番を2頭購入。
いろんな意味で伝説のマツノ17-1 87mm直子を狙うのもありだとは思いましたがせっかくの虫蔵氏の里子なので虫蔵氏自身の個体の直子のラインを選びました。
最後に
以上自己ブリードライン7ライン+里子7ラインの14ライン、120頭で2020年久留米産オオクワガタブリードはスタートです。
ラインだけでは無くブリード方法自体も去年から大幅に変更がされておりますがそちらは2019年度の羽化報告後の反省会で一緒に語ろうかと思います。
目標は88mmオーバー。そして平均サイズの向上!
あれ、88mmは21年目標で今年は87mmじゃないの?と思われそうですがお察しくださいw
とりあえず88mmも狙うこと自体は可能なレベルと思うラインナップになったと考えているので今年も目標は大きくやっていきます。
それでは、また!
オオクワガタ以外の2020年ブリード種
どうも、シロノンです。
このブログの記事のほぼすべてが久留米の話題になっていますが他の種類も忘れてはいけません。
1年以上他の種類の話をしていなかったので近況や今期のブリード種について今回は書いていこうと思います。
ホペイオオクワガタ
他の種類に使用して余った菌糸ボトルが3本あったため、去年の9月に名古屋Dead or Aliveにて湖南省魚山産ホペイオオクワガタのWF1の幼虫を3頭購入してました。
その後Twitterを眺めていたら信用出来ると思えて尚且つ親個体の購入先も分かる方が安価で同じ湖南省魚山産のWF1成虫トリオを出品していたのでこれはチャンスだと購入。
ホペイって形状の関係もあって極太の血統ばかりが残った感じがするのですが久留米と同じサイズを狙う形状で親選びをしていくと後々にどの様な結果になるのかがちょっと気になったのでこのWF1という累代の浅い虫たちを使って国産オオクワガタの裏で実験的な感じでブリードをしていこうと思います。
ただ、今期はコロナの影響で僕もちょっと経済的ダメージを受けることが不可避になっておりまして本当は久留米と同じ銘柄の菌糸でブリードをするつもりだったのですが計画変更で低価格な月夜野きのこ園さんのElementを使用してのブリードになります。
一応言い訳的なことを言うと大型血統用の菌糸だと添加剤が強すぎるかも知れないのでまずはElementで慣らす的な……はい、完全に金銭的な理由が主です。これから経済的にどうなるのか怖いので久留米以外はちょっとでも節約出来るところはしようというチキン思考です。
既に今期のブリードは開始しておりまして種親はこちら。
1、2番ライン共通♂親:72mm
この♂親に1番ラインは45mm、2番ラインには44.5mmの♀を掛け合わせました。
結果1番ラインは8頭、2番ラインは10頭のブリードになりました。
目標は親越えの73mm。ホペイとしても大して大型では無いのでこれくらいはどうにか出せると思いたいですが果たしてどうなるでしょう?
ニジイロクワガタ
子供の頃に祖母の知り合いがニジイロクワガタの卸売りを行っていて幼虫を譲ってもらったことがあり飼育をしたことはあるのですが当時は羽化したペアに産卵をさせることが出来なくて累代は断念したのですがそれなりの満足感があったこともあってこれまでブリードはしていませんでした。
クワガタ飼育を再開してしばらくした時に祖母にニジイロクワガタはやっぱ綺麗で良いねと言われまして……
これはやるしかないなと思いリベンジです。
♂親:40mm ピカール血統
♀親:34.5mm:紫紺血統
どちらも岡崎トレーダーに行った際にStag LANDさんで購入しました。
せっかくやるならノーマルじゃなくてピカールや紫紺とかが良いなと思っていたのでちょうどよかったです。
既に産卵セットをして暴いておりまして卵がある程度は取れたので2020年ブリード確定です。
最後に
去年の記事で飼育しているといった種類の現状報告をせずに新規ばかりとはどういうことやねんと言われそうなのですがとりあえず2020年は久留米産オオクワガタ、ホペイ、ニジイロのブリードとなります。
シェンクリングやヘラクレスレイディも羽化をしてきているのでそちらも報告記事をいずれ書こうと思っているのでそちらがどうなったのか気になる方はもう少しお待ちください。
あれこれ去年は手を出しましたがやっぱりオオクワガタに力を注ぐためには他はある程度抑えないと厳しいですね。
それでは、また!